Aちゃんは、以前4/21のブログでも、体験時の事、掲載させていただきましたが、その時は、まだAちゃんは3歳で、一応私のホームページには、対象年齢が4歳より〜となっているため、お母様も体験させていただき、様子を見てみたいという事でした。しかし体験当日、表情も穏やかで、でも受け答えはしっかりしていた事、わからない事も、ちゃんと「わからない」と言えて、私が再びゆっくり説明する事にもママと共に一生懸命聞こうという態度が取れた事etcから、私は充分レッスンとしては、やっていけられると、判断しました。そしてその事をお母様にお伝えし、後に「まだまだ気分良し悪しには、かなりムラがありますが、いい日時空きましたら、通わせてください」と連絡いただきました。

そして何とかいい日時が空き、7月よりレッスンはスタートしました。まあ2か月、体験より空いてしまったのですが、そこは私の毎度こういう際に利用していただける、ホームページの無料体験にも紹介している、体験の前にピアノに親しもうシリーズをみていただいてたりしてもらいました。そして7月に入って間もなく、Aちゃんは、まさに4歳をむかえたのでした。

というわけで、初回のレッスン時には、殆ど2ヵ月の空白は、感じられませんでした。全く体験時の時の明るくハキハキした感じは、そのままでした。最初の音楽に合わせ行進、しばらくして、手拍子も足のリズムと一緒、そうなんです。まずこのちゃんと音楽に合わせて、同じテンポがキープ出来る、(これって簡単そうで、結構やってくうちに、音楽と体の動き、ずれてくる子いますからね)。この点Aちゃんは、みていて全然問題なしでした。
それが終わると、いよいよ楽譜をみての、演奏ですが、やはりここがまず大変でした、。黒い鍵盤の、2個組3個組みに分けてというのが、実際しっかりと分けられ、2個組みの左側鍵盤より、すぐ斜め下がドの音 とさっと判断し、ピアノの全てのドの音が弾ける子って、その子にもよりますが、4歳になったばかりの子は、大抵無理です。でもAちゃんは、とにかくピアノが弾きたい気持ちは強く、とりあえずは、ちょうどピアノのメーカー名が、ピアノの真ん中のドの上から表示されており、又、Aちゃんの、ばあばのおうちのアップライトも、同じメーカーだったらしく、もうここは理屈でなく、とにかく真ん中のドで、色んな指で楽譜を見ながら弾く事を、優先しました。

結局楽譜をみると、自然に5本の線に乗っかってる、黒丸棒付きはなに?と興味を持ち、さっそく白いノートと鉛筆で、四分音符書きです。Aちゃんは、あらかじめ好きなキャラクター付きの自由帳を、何冊か買ってもらっており、好きなすみっこぐらしの鉛筆、サンリオキャラクターの、「今日はマイメロディー!」とか書く事自体は楽しく、勉強で好きなノートで書ける嬉しさは、あるあるの事、ただ当たり前ながら、最初の2ヶ月くらいは、♩も、キャンディーみたいになってしまったり、「今日は豆より小さく、ゴマ書こうっと!」とか、自由お絵描き時間に発展しそうになるところをいったん切り上げ、私の色んなリズムを描いたカードを見て、「どーれだ?先生の打ったリズム」とか、あてっこごっこしてみたりしました。

そしてそれを、今度は「先生がやったリズムを、白いノートに作ったお部屋にいれてみよう! 」と。最初の頃やっぱり、なんか音符の棒を伸ばしすぎて遊んでしまったり、カードも何枚か置いても、みてないな〜と思ってた矢先、ある日急に、「今これやったでしょう?」と、3つのばすのとか、お休みがはいるのが当たって、嬉しかったのか、それからレッスンが始まるたびに、「又あのカードでどれをやったかとあてるの、やりたい」と言い出し、今では二つのお部屋を作り、たまにキャンディー音符にもなりつつも、のばすおんぷ、お休みのあるリズムも判断できるようになりました。
本の方は真ん中のドから右手はドレミ・・・と右へ、左手は真ん中のドより、ドシラ・・・・と左へと、進んでます。ただ、比較的みんな、ドレミファソという音列は、言葉にしやすく、うたいやすくもあり、私はあえていずれ左手が、真ん中のドよりはなれ、もうひとつしたのドへ、移行してゆく事も考え、両手同時に、ドレミファソを弾かせるため、右手の楽譜のみ渡し、自由宿題としたところ、次の週に、「ドレミファソ,ばあばんちで、ばあばと弾いたー!」と、元気に報告してくれました。さっそく弾いて見せてくれる、その次の週にはゆっくりながらも、両手でドレミファソソソ と同時進行で、見事ひけました。

本の方はもちろん、毎回毎回バッチリ練習とはいきませんが、ト音記号右手、へ音記号左手、あとドレミファ〜の反対読み、ドシラソファミレドも、言えるようになり確実に一歩一歩進んではいます。
それでも、まだまだ気乗りがしなかったりという時は、あります。ある日、美味しそうなパンを持ってきてた事もありました。レッスンにくる途中、自販機で買えるパンがあったとかで。さすがに最初のリズム打ちの頃には、まだ元気よくレッスンしてますが、ピアノでちょっとわかりにくくなったりしてくると、「もう終わり?」とか、「今日出席シール、なあに?」とか、何となくレッスンの気逸らし的な言葉が、次々ととびだし、ママの方へベターっとよりかかったりし出しました。
ママがすかさず、「あっ、じゃあもうパンは、お母さんが食べちゃおうっかな〜」と。するとAちゃん、「いやーだ」と。まあ私も「あーっ、これは大変だぞ〜、先生もらっちゃおっかな〜」となると、もうどうしようもなく、「じゃあ最後までがんばろうよ、」と。気を取り直しやり出しました。
まあこれをあげるから、頑張りなさいとか、子どもの小さいうちは、やる気にさせるのも、いたしかたないのかな〜、。いつもの事ではないし・・・・と思いつつも、以前もう少し大きな子でしたが、思い出したことがありました。、その日曲を合格にするには、もうあと一歩ということで、「もう一回しっかり仕上げてきて」と言ったところ、合格にならなかったことに、すごく怒り、「もういっぺん弾いて弾けたらいいでしょ?」と、何回か弾いて、でもやっぱり、勘違いして弾いてきてた事って、ここでさっと弾いてそうそう簡単には、なおらないものです。やはり次回までに、・・・ということで、一応その日は帰ってもらいました。でも、何で合格することに、怒るほどこだわっていたのか、不思議でした。そこで確かめたところ、何とお母様が、曲が合格したらゲームを1時間やってもいいという、決まりごとを作ってたという事でした。
まあ、よほどゲームがやりたかったんですねえ。その子。でも私も、まちがって弾いてきて、それを治しやってくる事により、力をつけさすのが先生ですし、さすがに後から事実がわかり、お母様の方から、「ちょっとこのルールは、よくありませんでした。すみませんでした」と、お詫びがありました。

それこそ、その何年か前の子のルールというか約束事にくらべれば、小さいAちゃんの、ちゃんとレッスンしっかりやったら、パンご褒美なんて、可愛らしいもんです。が、こういうことがずーっと続いていくようだと、何かご褒美がないと、前へ進めない連続になるのかな!?まあ我々ピアノ講師も生徒自身がやる気になるレッスン、心がけてはいるのですが・・・・・。まあお仕事の後に、小さなお子さまのレッスンって、本当に連れてみえるだけでも、頭がさがります。ちっちゃい子のお菓子ご褒美は、もういいよ❗️と思う私なのでした😓😊✌️🎹💕

東戸塚Keikoピアノ教室では、みなさまの体験、お待ちしております




