Hちゃんは、ピアノを習うのは、全く初めてという事でしたが、もう2歳頃からグループで、リトミック教室に通ってみえたということでした。まあ当たり前ながら、2歳では、ピアノを弾くという事は、不可能で、鍵盤に触れてお遊び的に楽しむので精一杯で、色んな音の約束事をわかり、お勉強という事は、おそらく私の知る限りの教室では、どこもやっていないとおもいます。リトミック事態が、色んな音に体を動かし、とにかく体で音楽を体験、そして表現することなんです。




でもHちゃんは、最近では、もう先生がピアノを弾くのを見て、自分も弾きたくて弾きたくて仕方なかったようです。そんな矢先、引っ越しが決まり、もう引っ越したら、すぐにピアノの先生を見つけたいと思って、ママが私のホームページより、体験を申し込まれました。




Hちゃんは、決して自分の方からペラペラ喋ってくるタイプではなかったのですが、聞いたことにはきちんと受け答えはできる子でした。それにしても、もうレッスン室にはいるなり、「わあ〜」とすぐにピアノにかけ寄り、ポロポロと弾き出していました。ママが「ちょっとちょっと〜勝手に弾かないで〜」と、慌ててHちゃんを、止めにかかりました。でもその姿を見てて、本当に鍵盤楽器に憧れていたんだな〜とわかりました。




でもまず、私の体験儀式というほどでもないのですが、白い紙に右手、左手と鉛筆で手形をとり、指の番号を書きました。「ピアノを弾くのは、指だからまーず指の番号を覚えないと、いけないんだよ〜」と。紙に書いた手形に1*2*3*4*5と指に番号を記し、「でもこの紙がなくても、右手と左手と手を合わせて、手前の親指さんより、1、2、3、4、5と数えられたら、いつでもどこでも、ゆびの番号は忘れないよ」と。これはサーっとできてしまったので、指の体操の歌とともに、指番号確認も、問題なく完了しました。





いよいよドレミファソの、まずド探しです。黒鍵盤をいつものように3人組と2人組みに分ける作業から開始です。Hちゃんは、結構この組み分けをさっさとやってしまったので、もしかしてお家にしっかり88鍵盤ピアノ、あるのかなっと思いきや、ママは「まだおもちゃのピアノしかないんですよ、」と。おまけに私は今回、むしろHちゃんより、その黒鍵盤の組み分けをわかりやすくさせる、いいアイデアをもらいました。





黒い鍵盤の2人組は、手でじゃんけんのピーでぴたっとあわせやすいですが、3人組を指で3本使い、ピタっとあわすのが、以外とやりにくいんです。そんな時Hちゃんは、3人組のところを、グーのゲンコツにして、2人組のところは指で(ピーの指)でやったんです。もっともHちゃんは、最初から指だけでも、ちゃんと3人組、2人組と出来てはいました。でも2回目に、きっと3人組の3つの指出しが、やりにくいので、たまたまこぶしでやってしまったのではないかと、思われました。




いずれにしても、とにかく2人組がしっかりわかればいいので、このじゃんけんのグーは、やりやすいし、そしてチョキと区別もしやすいです。今まで、もしかしたら、この3人組を指のみで、3つの指に合わすのがやりにくくて、わからなくなってしまった子、以外と多かったかもしれません。Hちゃん、まさに偶然やってみた事だったとおもうのですが、貴重なアイデア、ありがとう!ぜひ使わせてもらいますね。




そして真ん中のド、色んな指で弾いてみようと、やりはじめたところ、時間切れとなりました。でももうHちゃん自身が、「今度は何やるの。?弾くんだよね〜本ってあるの?」etc etcもう空いてる日時と、来られる日が重なったので、さっそく次週より来ていただく運びへと、とんとん拍子で、決まりました。



今現在、Hちゃんの下には、まだ1歳にもならない妹ちゃんがおり、ママは産休中、4月過ぎにはお仕事復帰とか・・・。その時は、この今日決めた日時では、無理そうです。今現在ママはすごく早い時間がご希望ですが、もう今から多少遅い時間確保しておかないと、仕事復帰の時に、いい時間が空いているかはわかりませんよ と、これから心がけて言おうとは思ってます。一応その点においては、今日も触れておきましたが、何となく目の前の事で、追われてる感じでしたから・・・。なかなか遅い時間にレッスンって親子共々大変かもです。前回のブログでも触れたように、親も子供もお疲れ時間。時間かわっても、今日みたいに元気だといいのですが・・・・とにかくこちらもその点、よーく念押ししてゆくつもりです。とはいえ、今日はとても楽しいいい体験レッスンでした。






東戸塚Keikoピアノ教室では、みなさまの体験お待ちしております。