上の写真は、K君が初めてうちの生徒の発表会に出た時の写真である、。これは連弾だけど、彼はもちろんソロも弾いた。この時確か、小学4年生だった。

彼はヤマハのグループに所属していて、うちに移ってきた。まあ正直いって、すごくきっちり毎回練習してくるというわけではなかったが、それでも、レッスンでは結構音当てなど、音階などもこなし、ハノンも一通り基礎的な指特訓編は、終えた。

彼はいわゆるお受験組だったから、結構小5の時点で、お母さんも、もう無理かもねえ、ピアノは~なんて、言っていらっしゃったけど、私が6年の時点で、月に2回ということで、続けてみては?とおすすめした。

そして、無事受験を終え、その後すぐ、通常レッスンに戻り、ただいま中学2年生。

この上の写真の女の子は、幼稚園の年長さんのとき、カワイのグループでの音楽教室に通ってみえた時、私のことを知り合いから聞かれ、体験され、グループがひととおりおわったら、うちでピアノを習いたいということで、現在は中学一年生。

どちらかというと、コツコツタイプで、決して器用ではないけど、小学校中学年くらいより、積極的に、学校の音楽行事の伴奏なども、てがけたりして、力をつけてきた。

 

中学となると、小学校との最大の違いは、やはり部活動、。もっとも塾も通う日にちが増えたり、時間も増えたり….とにかく、平日空いている時間というのが、グッと少なくなる。

 

私は今までにかなりの数の小学生から中学生となっていった生徒をみてきている。小学生の頃、ピアノの進度がかなりすすむと、本も教本以外に、ハノン、曲集も、結構な数になる。そのままのスタイルで、もちろん続けられた生徒もいたが、たいていは、時間も減らし、本もハノン的なものと、曲集に絞り、何とかゆっくり休まずの精神で、続けている。

あまり練習も出来ず、レッスンにきても、そこそこの基礎力はある子が多いので、そのレッスンにくるだけでも、力の持続と、それなりに得るものは、多い。

ただここのところ、発表会に向けてとなると、なかなか曲を形作ってゆくのには、ある程度の定期的な練習は必要だ。それなりに、曲の程度も、無理のない程度にし、繰り返しもおおく、レッスンでもポイントつかみ、なるべく家で、時間をたくさんかけずとも、成果が得られるようにしたのだが…..やってないんだろなあ、練習は全然という感じ。

 

まあ少し喝入れという意味で、二月のおわりに、演奏をとりあえず、暗譜でなくてもいい、動画撮って改めておうちにも送信し、(もちろん自分のうちだけに)見てさらに、三月の本番に向けてやってみよう!という計画を、あかあさまがたに、ラインで報告させてもらった。

 

でも、あいわからずだった。まあ今の中学生、小学生もそうかなあ、我々の時代、我々の子育て時代よりもさらに今、学習塾は大変なんだろうなあ。普段だったら、練習してこなくても、来るだけでもえら~い!となる。でもやっぱり、仕上げていくというのは、来るだけだと、だめなんたよねえ~楽しく無理なくというモットーのもとに、曲選びからいろいろ工夫したんだけどなあ~。

 

連弾に、好きな曲をえらんでもらっている、へたすると、ソロより、そちらな方が弾きたいという感じの様子を、お母様から聞いた。でもいままでずっと、私はソロだけということならいいけど、やはり連弾だけってねえ…

歌謡曲だと、メロディーを両手で奏でるだけなんたよねえ。まあ今試験中とかいうこともあり、勉強のことで、頭がいっぱいかな?でも、いままでも、頑張れてた子達、まだまだ日にち的には、無理でないはず。何とか、好きな連弾弾くために、もうひと頑張りだけしてみてほしい。

自分でそれなりに、ラインで取った演奏きいて、もうあとひといき!と、踏ん張って欲しい‼️🎹