N君(小5)とU君(小2)はこの4月にこちらにみえたばかりということで、向こうで、すでに何年かピアノを習ってみえたので、そのまますぐにでも継続されたかったご様子でした。でも、引っ越されたあとって、お子さんの学校の手続きやら色んな届け出、又荷物の整頓処理だけでも、本当に大変ですから、こうして4月1ヶ月経ち、5月の連休明けに、行動を起こされたのは、私から言わせて貰えば、すごく早いほうです。




体験お申し込みから、たまたまもう4日後の土曜日が、他のおとなの方のレッスンもあり、お母様もお仕事で平日はダメということで、ちょうどその土曜日に体験レッスンの時間がとれました。ただ、お引っ越しされてから、ちょっとこの1ヶ月あまりはピアノにあまり触れてみえない(当たり前です)ということだし、無理なくもし何かやってみえた本の曲でも、ちょっとでも弾けたら弾いてみてください ということと、今現在習ってみえる本も、持ってきてください とのことだけ、あらかじめお伝えし ておきました。




N君もU君も、バイエル教本を軸に、もうお兄ちゃんは、ほぼ終了、弟くんも、もう6巻に分けられたバイエル教本の、もう6の途中なので、ほぼ基礎は、終わってます。しかもここ最近、きっちりと練習が出来なかったなかで、急だったこの体験レッスンにおいて、落ち着いてリズム感、タッチもよくちゃんと2人とも弾ききっていたので、感心しました。




本がこの1冊のみだったので、「もしかしてノートとかに音階とか書いたり、あと鉛筆宿題ワークドリル的なものも、やってみたのかな〜」と聞いてみると、「ん?」と、ちょっと私が聞いている意味が、最初は分かりにくかったようですが、バイエルをここまでこなしてやってきてるってことは、本の中でも、音階をまるでやってなくはないはず・・・・とおもい、「たとえばこういうドの音から上のドの音までこうやって弾く・・・・」とかやってみたら、すぐに「あっ、それなら随分前に本の中で出てきて、・・・・他の音からのも、本でやりました」と。






確かにこのところ、特にお兄ちゃんが持ってきたバイエル上・下の2巻からなるものは、使っている先生が少なく、私も最初の頃、高い音(ト音記号)のみで構成されてるバイエルって、ちょっと抵抗あり、使ってませんでしたが、でもN君のように音階のことも、音の高低感もしっかり把握しているということは、ちゃんと今までの先生が、特に特別違う本を与えたわけでなく、バイエル教本の中でしっかり教えられたんだなあと、思いました。まあどんな教材も、使い方次第ですもんね。





バイエルはU君の、何巻かに分けられたかたちでも、基本的なバイエルの曲はベースにあり、でも中にところどころ、いろいろ補う、やはり音階とか説明もついており、確かにこの教材だけで色んなことが学べるように工夫してあるんだなぁと、改めて思いました。2人とも、とくにペラペラとおしゃべりな方ではありませんでしたが、しっかりと私の聞いた事には答え、私がこれから教えるとしたら、本はしばらくはこのまま、でも5線ノートに、やはり音階はまず簡単な1オクターブは取り上げ、常に引き続け、ゆくゆくは指筋トレ本と共に、習慣化していくかな?とお伝えしました。




体験レッスンのお申し込みがパパからのメールとしていただいており、その際、お母様もレッスンご希望されるかも?という事でした。でも確かに、お母様が二人のお子さんが体験レッスンされてる間、とても楽しそうでした。前の先生のところでの、暖かいこじんまりとしたサロン的な発表会を経験なさった事、(お子さんが)やはり本だけでなく、音符カードなど、レッスンでいろいろと分かりやすくやっていただいた事など、お話しされ、おかげ様で私の教室の発表会のお話しも、聞いていただけました。




その後、即お子さんの入会も決まり、又改めてお母様のレッスンは、体験を後日行う事になりました。よくよく聞いてみると、パパもピアノ弾かれるとか・・・・子供ってお母さん、お父さんが楽しくやってることって、自分がつまずいても、やればできるんじゃないかなあと思う事、多いはず。本当に楽しい体験レッスンでした。





東戸塚Keikoピアノ教室では、体験レッスンお待ちしております。💕🎹