Hちゃんは、2021年より、うちでピアノを習いはじめた子、それ以前は、ヤマハのピアノグループレッスンに通っていました。しかし、ピアノ曲が、弾けない、ということで、やはり個人レッスンの方がいいのでは?と、うちにいらしたのです。
彼女のことは、もうブログでは、3回ほどとりあげましたが、レッスンで、見る限り、音感覚も悪くなく、音符カードの音当ても、反応も早く、本当に、その気になれさえすれば、いまやっている教本など、さほど難しくない程度というのは、毎回毎回、感じさせられました。
それこそ、何かきっかけがあれば、音読みに、興味が湧くかも?!と思い、以前ブログでも触れた、「お父さんの誕生日に、ハッピーバースデーツーユーを弾いてあげたい」と言いだし、いつもよくやる、右手メロディの探り弾きに、私はすかさずノートに、「それ、絶対左手の伴奏がつくと、かっこいいよ」と、簡単な伴奏をかいてあげた。Hちゃんも、なんかレッスンでは、ノートみて、弾く気になってる感じでした。そうか!知っている曲で、その時々に、みんなに喜んでもらえるものを扱えばH ちゃん、楽譜を見る気になるなあ〜と、この手はいけるかも!と、思いました。
しかし、次の週、期待して「パパに両手で弾いてあげた?」ときいたら、あっさり「右手だけ」と。なあんだ、これは、この間も、もうひけてたよねえ〜というわけで、相変わらず教本や、曲集は、おなじみのメロディは弾いてるが、左手は適当、教本は、見もしなかったと、いいました。レッスン内で、簡単によめるから、もうどんどん予習しちゃおう!と、私がテンション、わざとたかくして、もりあげても、嫌々一段見て弾きました状態、でも、そのあとやった音当てカードは、何気なくこなしてしまう。
何とか1日僅かずつでも、楽譜読む習慣付けてこころみれば、もともといい感覚も持ってるし・・・・,どんどん進んでいけられるよねえと、私はすごく強く感じ、もうこの気持ちをそのままボイスメッセージで、お母様につたえました。もちろん、前々からお母様は、家で練習してる時、まだ赤ちゃんの、Hちゃんの妹ちゃんを抱っこしつつ、「楽譜、見て弾こうよね」って、言葉かけは、いつも試みていらっしゃる様でした。でも、その言われた時だけ、とりあえず楽譜の方へ顔を向け、しかしみていないとも、お聞きしてました。
まあしかし、徐々にわかっていけばと、思っていたある6月の、何週めだったっけ?Hちゃんが、珍しく教本を自分から開いて、「今日は、これしっかり弾いた」と宣言し、本当に、しっかり楽譜どうり弾きました。「すごいじゃん、しかもちゃんと強弱記号も守ってるし」
Hちゃはニコニコして、「これ、おばあちゃんが、つくってくれた」と、ノートをみせてくれた。それにはなんと、いろんな音符の足し算、引き算の問題がかかれてあり、すごくそれを嬉しそうに、見せてくれました。
実はHちゃんのおばあちゃまは、もう今は辞めてしまってみえるようですが、元ピアノの先生でありました。もうこの事実は、Hちゃんより、既に私は聞いてました。最初は、ちょっと緊張するよねえ〜とも、思ったりしましたが、こうやって、暖かくクイズみたいな楽しい事をやってくださり、それが、楽譜を見ることとつながれば、もうこれは、鬼に金棒です。家族の、暖かい励ましは、週1の先生の声かけより、ある意味子供にとっては、大きな影響となるんです。
この時から多少はムラはありますが、何となくHちゃんの中には、自由に弾くだけではダメなんだと、言い聞かせてる様な感じがみられます。もともと、いい感覚は身についてるので、私自身もまた工夫してみたいです。こんな私の教室(東戸塚Keikoピアノ教室)興味わきましたら、是非体験に、いらしてくださいね!