私は中学に入学してから、部活動をどうしようという時点で、ピアノの先生から「ピアノで音楽専門の学校へいきたいのなら、とにかく、毎日そんなにしっかりやらなくていい、まあさぼっても、さしつかえない部を選びなさい」と、いわれました。当時私は、他に特にこういう事が好きとか、こういう事がやっていきたいという確固たるものは、ありませんでした。でも、漠然とその頃より、自分は多分音楽の道しかないだろうと、思ってはいました。だから、先生の言われたままに、楽な部を選びました。

本当いうと私は、運動は特に嫌いでなく、放課後になると、着替えて練習にいく部活やってるみんなの姿をみて、うらやましくも、思っていたくらいです。

 

さてそんな私は後に子供を産んでから、特に子供にはピアノはならわせたものの、音楽の道へすすませようとは、しませんでした。第1子が男の子だったこと、しかも比較的運動が好きそうなこともあり、特に本人のやりたい事をやらせようと、おもいました。。あるいは、自分としても、どこか心の底に、学生時代、部活をやる生活というものはどんなものか?というものを、子供を通じて間接的にでも、味わってみたいというのが、あったのかもしれません。

まあそんな気持ちはともかくも、うちの子供2人とも、中学、高校、さらに大学にいたるまで、陸上部の長距離として、結局上への大会目指して、ガチで毎日走る日々をすごしました。陸上競技は、サッカーや、バスケットなどと違い、個人的競技ではありますが、やはり毎日、仲間とともに、練習していく中でのおつきあい、個人的な葛藤は、聞いただけのことでも、もう盛り沢山な出来事の連続でした。

今から考えると、毎回週末には、記録会やら、小さな試合含め、主人と競技場へ応援に出掛けてばかりいました。もし私が、中学とか高校で、運動系の部活を、しっかりやりこんでいたら、うちの両親も、こうやって応援にきてくれたのかなあ?と、考えたりもしました。

しかし….とはいえ、私たちのような子だって、毎日の練習、そう、ピアノは部屋に籠りひたすら孤独ではありますが、弾き続けて自分なりに、頑張ってきたわけです。そして部活ほど、ながくはなく、毎日でもないけど、学校で、塾で、やはり同じような仲間とともに、過ごしていました。

さて・・やはり私のような学生生活と、子供達のような学生生活は、全然違うし、やっぱり共存はむりなのかなあと、思います。音楽の専門に進んだ子で、他にスポーツでも、県大会以上進んだなんて子、いやー、もしかしたら、どこかには、いるかもしれませゆんが、私の知る限りでは、いません。

ただ、今現在私のピアノの生徒で、まあ部活とか、スポーツクラブ的にサッカーとか、バスケとかやっている子がいますが、どちらも、やってる時楽しいと言ってます。でもせっかく結構ピアノも、もう何年か続いてます。これからますます勉強も難しくなっていく中、全くピアノをゼロにしない、例え比率的パーセントは低くても、両立できたらいいし、そのいい方法を、私もかんがえていきたい❗️