昨年12月中旬の体験時、思わぬ展開となり12/26のブログ)その後ご両親のお仕事の都合で、レッスンが2月始まりとなったSちゃん、しかしレッスンが始まると見違えるようにレッスンは、はかどり(5/27ブログ参考)ました。空いていた1か月間を、私の体験レッスンの前に、ピアノの鍵盤に親しもう!というブログで、ご両親がしっかりSちゃんと、おさらいされてたこと、Sちゃんもそれをしっかり受け止めて、頑張っていた姿勢が、その後も続き、もう今現在では、最初のピアノ教本(オルガンピアノ1)もあとソロ1曲と連弾を残すのみとなりました。




前回の曲が「ぶんぶんぶん」で比較的よく知られた曲なので、結構スラスラと弾いてきました。ただこの曲は逆にいい加減に弾いてくる子も多い中、Sちゃんはテンポも良く落ち着いて弾けました。さらに今日の曲は「ちょうちょう」で、「弾けた!」と自信持って弾きはじめました。ところが最後の2小節の最初の左手の音を間違えて弾いてしまい、ピタっと止まり、「もう一度最初っから弾く」と言い、最初より弾き始めました。まあ私としては、ほんの一音のことだし、そこの段からでもいいんでは?ともおもいましたが、なんとなくいつもまちがえると、最初っからやる傾向はあったので、「よしもういちど」と、言いました。






しかし又全く同じところで違う音を弾いてしまい、もう1回とやってみましたが、又同じことになりました。でも最後の段は、4段ある内の2段目と全く一緒で、2段目はちゃんとひけているので、たまたまなんかそこで違う音を弾いてしまう流れになってしまったのでしょう。結構そういう事ってあります。もう全然問題なく合格です。でもやっぱりSちゃんは納得してないようで、「じゃあリズムクイズとか他のことをやってから、もう一度弾いてみようよ、気分も変わり、その方がいいと思うよ」と私が提案すると、パパも「そうしよう、それがいいよ、ちゃんとおうちで弾けてたんだから」と。




でもSちゃんの目からは涙が出て、ついに泣きだしてしまいました。パパも「もうしっかり同じところが弾けてたんだから、大丈夫だよ〜」と、Sちゃんに、リズムを書くノートを持ってきたとたん、パパにピターっとくっつき虫になってしまいました。そして「本当はママと一緒がよかったんだよ」と言い出す始末。(そりゃあないだろう〜)もうこうなってくると、本人もなんで泣いたのか、分からない・・・なんか悲しい?!でも、なんとか、パパにくっついたまま、リズムを鉛筆で書くいつものペースでは出来なかったものの、リズムカードより、私の打ったリズム選びはやれました。

そのあともそれとなく弾く事勧めましたが、くっつき虫のままでした。パパが「最近家でもちょっと弾けないと最初っから弾いては、又弾けないと、怒っちゃうんですよ」と。でも私からすれば弾けなくても平気で練習せずヘラヘラしてる子より、はるかにたいしたもんですよ。

 

 

せっかく前回、「もうオルガンピアノ2も用意しておこうか〜今度連弾だけだから、まだ弾けなくてもどんなきょくがあるかな〜なんてみてみるだけでも、楽しいよ」と、Sちゃんもその気になっていたのですが、さすがに「この次でいいかな?」の問いに、うんとうなずいてました。まだしっかり泣きやんだわけではないけど、それでも、宿題を書いたメモに貼る出席シールもしっかり選び、玄関でパパが「今日はすみませんでした」と私に頭下げてみえるとなりで、泣き顔ながらも私といつもやる手合わせをし、帰りました。

 

でもSちゃんみてて、私はもう今現在、中学1年になっている、かつてのKちゃんとおんなじだと思いました。年齢もちょうどSちゃんと同じころ,やっぱり彼女も途中で大した間違いでなくつまずいて、手を引っ込め、「全然大したことないからもう一度やってみようよ」と、それこそママも、一生懸命なだめても、何言っても、動作が止まり、やがて目から涙がポロポロあふれだし、そこでレッスンが終わってしまい・・・なんてこと、よくあったな〜。でもその後Kちゃんはがんばり、神奈コンにもでたり、高いレベルまできました。2人とも、やれなかった自分に対し、なんかすごい許せない、強い負けず嫌いなんですね。Sちゃんもこれからが楽しみです。🎶💕


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