明るいSちゃんの、体験・・・・思わぬ展開へ・・・ (12/26のブログ)Sちやんが体験に見えた後、入会はすぐきまったのですが、新年度のご両親のお仕事の予定が、年明けてからしかきまらないということで、体験より、1ヶ月近く空いてしまうということになりました。そうだなあ〜1ヶ月も経ったら普通に忘れちゃう、せっかく体験レッスンでやった事を、子供が忘れないように・・・そうだ!私は以前ブログに、ピアノの体験の前に少しでもやっておいてもらうと、体験がスムーズにいくよ・・・という内容の(体験レッスンの前に、ピアノの鍵盤に、親しもう!このタイトルで4回シリーズとして書いたブログを、1月中にみて少しでもおうちでやっていただくと、2月からのレッスンが、よりはじめやすくなりますよ〜と、メールさせて頂きました。(よかったら、そのブログも、ご覧下さい)
2月になり、さっそく最初のレッスン、「こんにちは〜」とニコニコ元気にやって来ました。さて問題は、とにかく体験の時同様、レッスン室にはいってからです。Sちゃんは体験の時もパパさんでしたが、その日も、パパでした。「1月中、ドの音さがしとか、やってみた〜?」と一応Sちゃん本人に聞いたすぐに、パパさんが、「あっ!メールありがとうございました。ブログみて、一緒にやってみました、まあその時は、本人は、わかった、とは言ってましたが、本当にわかったのかどうか〜?」とニコニコ笑ってみえました。いえいえ、ちゃんとやって下さっただけでも、子供にとってはブランクの空いた私との時間の架け橋に、大いになったはず。私はすぐ、やっていただいたことに、感謝の言葉を言いました。
その成果ありか、実際初日はもうおさらいはサーっとできてしまい、予想以上に4分音符♩を書いて、リズムのパターンまで、手で叩いて、さっそく椅子に座って、真ん中のドを右手、左手と、CDに合わせてひくところまでいけてしまいました。体験の時、大きなピアノにびっくりし、部屋に入って手形をとり、ゆび番号も書いた時点ではよかったのですが、パパにくっつき虫となり、「お腹が空いた〜」とエネルギー切れになり終わってしまったのが、本当にあの時のSちゃんと今ここにいるSちゃんと一緒の子かしら〜と、思うくらいでした。
それからは実に、書くワークの宿題も、毎回しっかりやってきて、おうちではママともパパと一緒に無理なく、楽しくおさらいされてるんだなあと、そんな姿が想像できるくらいでした。。少しずつ真ん中のドよりいくつか音もふえ、また、私はもう大抵どんな子にも、真ん中のドばかりでなく、左手も、もう一つ下のドから一緒に(右手は真ん中のドより)ドレミファソソソと両手で弾かせる事を、試みてます。「ドレミで歌いながら弾いてみようよ、先生もうたうから」と、Sちゃんに呼びかけ、さんはい!とはじめようとしたら、それまでちゃんと弾けていたのに、サッと手を引っこめてしまいました。
ん?どうした?どうした?と思いましたが、ちょっとした恥ずかしさと、やっぱり弾く事に集中したかったのかな〜と思い、「じゃあ、先生は歌うから、Sちゃんは心で歌ってみて」と言ったらサッと弾いてくれました。「おうちでは小さな声でもいいから真似して音を歌ってごらんよ、弾けているから、それでバッチリなんだけど、歌うと、もっとドレミファソが、自分とお友達になれるから」と、一言添えました。
あとしっかり毎週弾いてくるので、「もう一度弾いてみて〜、今度は先生がSちゃんの音に合わせて弾いちゃおかな〜」とさっそく本についている、先生用の伴奏を弾きはじめたとたんに、やはりSちゃん、サッと手を引っ込めてしまいました。それこそ、ん?ん?「もしかして1人で弾きたかった?」そうしたらSちゃん、「なんか気になる・・・」と、ボソッと一言。確かにそれは一理あります。一応本には生徒の曲に合った、ちょっとした伴奏として添えてありますが、はじめてだと、びっくりしちゃうかもです。でもとにかくしっかり本人が、弾けているのが、何より大切。これに関しても、「今日はじめてだったから、びっくりしちゃったかな?でもまた、先生の小さな楽譜が出て来たらまた先生、弾いちゃうかもよ、でもちょっと聞いてると、Sちゃんの弾いてるものと、あ〜っ、結構合ってるかも〜と、思うようになる時がくるよ、きっと」と、これまたひと言添えてみました。
それから2週ほどしたレッスン時、新しい曲を私は何も特に言いませんでしたが、何とSちゃんは、しっかりとドレミで歌いながら、弾いてくれました。「ピアノの音にピッタリのいい音で歌えたね〜すごいよ〜」と、。なんかSちゃん、誇らしげでした。他のドレミファソソソも、もう最近では、新しい曲でも歌ってみようかの誘いかけも、何の気にもしていません。先生の小さな楽譜伴奏もある日突然でてきていたので、弾いてしまいました。が、それこそ全然平気でした。
レッスンがはじまってからも、最初の頃は、あと5分くらいの段階でペタッとすわってしまい、エネルギー切れになってしまったりとか、数回ありましたが、ママもレッスンに見えたり、そういう時も、「あらあら・・・・すみません」とニコやかで、でも確実にすこしずつでも、私の言葉を家での練習の際、組み込まれやってみえるのではないかと、お忙しい不定期なお仕事の中、Sちゃんが成長していくのをみつつ、小さなお子様をお持ちのご両親のご協力、そして、それに頑張って勉強したSちゃんの努力あってこその、我々の仕事だと、感謝感謝の気持ちで、いっぱいになりました。これからまだまだ山あり、谷ありですが、Sちゃんがんばれ!💕🎶🎹