オンラインレッスンの時、Hちゃんは、自分のおうちのキーボードを、とても自慢げに説明してみせてくれた。体験の時、お母様が、「おうちにはもう小さいときに買ったピアニカくらいの音域のおもちゃのピアノしかないんです」というのは聞いてたので、なるほど、これかあ〜と思いつつも、思っていたよりはしっかりした、しかも可愛らしい、いろんな音も出て、録音もできる物で、Hちゃんが自慢する気持ちもわからなくもないなあ〜と。でも真ん中のドの音からすると、左手を使って下に低い音をつかうとなると、もうド シ ラ ソ の4つしか音はない。

確かにオルガンピアノ1の本だと、半分くらいまでは弾くだけだったら、さしつかえない。でも、私としては、もう左手もいずれ真ん中の、もう一つ下のドを5番指で弾く羽目になることを考えたら、最初からしっかりした鍵盤楽器あった方がいいよね、。私がよく「メリーさんだったら、歌を知ってるから、もう両手で弾いてみてもいいんじゃない?」と、口癖の様にオルガンピアノ1を初めてまだ間もない子達に言ってしまいますが、確かに、教本の曲は苦戦してても、案外メリーさんは両手で、弾けてしまいます。

 

Hちゃんにも他の子同様、私は言った事がありますが、そういえばHちゃん、その度に、「左手の音が、うちにはないから」と、若干すねてたので、「左手だけでもいいんだよ」といいましたが、絶対弾こうとはしませんでした。お母様のお話しでは、ちょっと遠くだけどおじいちゃんちゃんちにピアノがあり、でもこんなコロナ期にはとても行けないし、あと、この先続けられるかわかんないし、ピアノ買うのもどうかなぁと、いう事でした。

 

 

ただこうしてHちゃんみてきて、確かに楽器だけの問題ではないのかもしれない。でも、あえて私は今現在、コンパクトに88鍵盤あっても、折り畳めるものもあり、万が一挫折しても、お値段的にも場所も取らずいける・・・両手でひけるということ優先に、ぜひお買いになられたら・・・とおすすめし、お母様も意外と気張らず、88鍵手にはいりますね・・・という事で、即調べられ、ちゃんとした電子ピアノをかわれました。

 

 

まあとはいえ、その後、確かにすごくピアノの前に座れる様になったかと聞かれれば、相変わらずの感じのレッスン状態ではありますが、年明け初回のレッスンで、「メリーさんが、両手で弾けられる様になった!」と、さっそく、しかし立ってではありましたが、弾いてみせてくれました。最後には、「じつは、ミッキーマウスマーチも、左手できる」と、。ファからはじまるへ長調ミッキーは、右手は案外弾ける子いても、左手は、難しいと、私は思うけどね。

 

Hちゃんはもしかしたら、教本で順序どうりに枠にはめさせようとしても、かえってダメかもしれません。知っている曲で、まずは両手でひけるようにし、でもやっぱり、音読みはできるようにしたいし、もし左手が、右手と同じ音を駆使できれば、動き少ない違う音を同時にひくことも、さほどは、初歩の段階なら、むつかしくないはず。私は、しばらくHちゃんに関しては、書くワークも、オルガンピアノ1教本も離れ、やっていこうと思いました。お母様にも、そのお話し触れ、何とか自分より、ピアノを、出来れば1人で座って、弾こうという方向へ向かうよう、考えてみようと、思います。Hちゃん、これから先生が、「保育園で習った曲弾いてみてよ」とか、「こんな曲知ってる?」とか、多分、聞きまくるよ。そうしたら、ちょっとくらいつまずいても、かまわない、きっといろいろ左手で弾ける様になるよ💕🎹