Yちゃんは、昨年末に引っ越ししてみえたというお話しでしたから、まだ2ヶ月半余り…やっと少しおちつかれたというところでしょうか、。

 

もうすでに、ピアノはむこうで3年ほど習っていらっしやったということでした。そこで、、今までやってた本、そしてもし何か一曲でも、弾ける曲があれば、弾いていただいてもいいですよ・・・と、あらかじめ体験の前に、お話しはしておきました。



全くはじめてのお子さんだと、ピアノを見ただけで、びっくりとか、どんなに元気な感じでいても、落ち着かない子が多い中、当たり前ですが、しっかりとお母様とともに、今までの本の感じとか、私が聞く質問に、しっかり答えてくれました。



でも初対面だと、結構本人は黙ってしまい、お母様だけが、ペラベラというかんじにもなりがちです。でもYちゃんちは、お互い二人で、特にどちらが優先権握るわけでもなく、確認しつつ、和気あいあいの感じが、すごくいい感じでした。



今から3年前といえば、ちょうど、コロナが流行り出し、学校が休校になり、確かにうちの教室もギリギリまで対面でやっていたものの、やはりzoom などでやらざるをえなくなり、大変な時期がありました。Yちゃんママが、「3年間といっても、途中休講期間が何ヶ月かあったり、オンラインレッスンだったりという感じだったので、何か3年も経っていたんだ〜という感じでした」とおっしゃってましたが、確かにそのお気持ちは、よくわかります。やっぱり一番いいのは、対面レッスンに決まってますから・・・・・。






でももろにその時期に始められ、こうして現在まで続けられていることは、逆に大きな自信ももっていいことです。




Yちゃんの持ってきた教本は、今までに私が一度も扱った物ではありませんでしたが、中に入っている曲はどれも、とても良く聞くメロディの美しいものばかりで、このシリーズとしてはもうかれこれ4〜5冊目らしく、確かにリズムとしてはもうなかなかのレベルの高いものが登場していました。弾いてくれた「アメージンググレイス」も3連符など出ており、Yちゃんはタッチもリズムもしっかり弾いていました。




ただリズムなど難しい割には、黒鍵盤が臨時記号としてしか登場していなく、又いわゆる明るい調の曲ばかりで短調が一つもないなあ〜と、ちらっとこの事触れてみたところ、先生が発表会とかに、「こういう雰囲気の曲もあるんだよ」と短調の曲のプレゼントをしてくれたとの事で。なんかそれはそれで、素敵な考えねえ〜と思いました。もし引っ越しもなく、そのまま前の先生に付いてたら、今年からそういう曲に触れてゆく過程になったかもね。





特にドの音からはじまる音階のお話しも聞いたことがないという事だったので、せっかく体験にみえたのだから、その音の階段なる音階のお話しでもわかりやすく説明し、是非少しでも今日やってみよう!と剥ぎ取り5線ノートに音を並べ出しました。するとYちゃん、「あーっ、それやった事ある〜」と、本の一番最初をめくり、見せてくれました。何とそこにドレミファソラシドが綺麗に色んな色がぬられ、ト音記号とヘ音記号でかかれてました。Yちゃんはここで、もう指もくぐって、片手ずつ弾いたということで。でももちろんこれがあるお約束に基づいた音の階段なんて理屈は、聞いたこともないという事でした。




でも、ある意味、その方が本当は理想的!?実際Yちゃんはその私が剥ぎ取り5線紙を前にし、お話しした長調音階のお話しを、実に質問もしたりして、興味深く聞いてくれました。片手でしか弾いたことがないということでしたが、きっと彼女はお約束も含め、あっという間に両手で弾けてしまうことでしょう!来たるうちの3/18の発表会も、Yちゃんは「行きたい!」すでに私のホームページで発表会の事を見られていたお母様が、「あっ、あのブログのですよね〜」と。そうです、そうです。是非見に来てください!!本当にこちらからの一方的な体験でなく、実に楽しいひとときでした。💕🎹



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