うちの東戸塚Keikoピアノ教室では、1月最終週より、毎年行っている発表会のためのレッスン内での、動画撮影会が、始まりました。3/17の本番に向けて、とりあえず今の時点で出来る限りの演奏をして、それを動画に撮り、改めて自分自身の演奏を見て聞いて、役立てよう!ということです。特別公開するわけでなく、その撮った動画はお母様のラインにアップするだけの事ですが、でも、やはり撮るからには、一応それなりに形を整えてこなくてはいけないので、みんな忙しい中、大変。でもがんばってます。




今日は、昨年6月よりO市から転勤してみえた兄弟、N君(小5)と、U君(小2)のお話し。2人は実はお母様もお父様も、ピアノをお弾きになられ、今回連弾では N君とお母様、U君とお父様という組み合わせで、出演されるということで、とても楽しみにしています。昨年までの教室での発表会でも、弾かれていらっしゃったという事で、もう私が幾つかの本をお渡しして、選曲も自らでやっていただきました。実はお母様もお子さん方より少し遅れてですが、月1で私の教室で習ってみえます。もう今まで弾かれてみえた曲も、結構高度なレベルで、お忙しい仕事の合間に、練習され、素晴らしいです。




実は何年か前にも、やはりお母様で、「今回は子供と連弾してみようかしら〜」と言われた方がいらっしゃいましたが、やはり日にちが迫ってくるにつれ、「やっぱり、先生、ごめんなさーい」と、いうことで、私がやることになりました。でも今回はママもパパも、頑張ってみえるご様子。先日お母様のレッスン時に、連弾曲をもっていらっしゃいました。確かに曲のレベルが高いので、他の曲と並行しては、もう本番も近くなる中、むりでしょう。その連弾の曲のみで、私がN君のパートを弾いて・・・・改めてピアノ1と2のパートが、お互いの手が交差してしまう様なか所がはっきりわかり、大変でした。




パパの方はまだ全くうちへはきていただいてない・・・・というか、なかなか時間も普段の日は、夜まで他の人のレッスンだし、もちろんパパはお勤め、パパと組んでいるU君に聞いたところ、「最後までなんとか合わせた、でもずれたりしたけどね・・・」とか。でも親子でそんな風に合わせられるなんて、素敵だなぁと思いました。ただ3月にはいったら、1度は流石にお聞きしたいとは、思いました。なんとかママの方は2月最後に、ママのレッスン後、さらに2人の時間を加え、レッスンすることになリました。




2人とも(お子さん)ソロの方は、まあみんなと同じく、とりあえず最後まで弾ききり、しかしまだまだ表現、強弱、弾きにくい箇所はあり、それぞれ2人とも、それはよくわかっている様でした。ご両親が結構高いレベルのお二人だから、お子さんの動画見られ、さぞ厳しく〜となり、なんか普通だと、堅苦しいクラシックの雰囲気になりそうですが・・・普段のレッスンの感じから、ここ数ヶ月見てて、なんかとてもふんわりとした穏やかな 〜ちょっとおとぼけという感覚まで感じられるのは、こちらもホットします。




N君は動画撮り終わり、「まあこれから修正しつつ、いよいよ暗譜していかなきゃあね〜」と話したところ、「えっ?暗譜するんですか?」と聞かれ、反対に私の方が、「えっ?今まで発表会で、暗譜してなかったの?」ときいてしまいました。

昨年弾いた曲を聞いた時、なかなか難しい曲をひいてたんで、もう当然暗譜して弾いてたものと、思い込んでました。ママにも先日伺ったら、「そうね〜本は見てたわ〜」と。でもN君、今の段階なら、充分暗譜出来るとおもうんだけどね〜。とりあえず、頑張ってみましょうよ!と、お母様共々言いました。が、まあ私の教室でも、今まで、発表会では、特に高学年生は、塾や部活で大変だし、でも基本、暗譜目指して、でも会当日、譜面台に、楽譜置いてもそれはそれで、OKなんじゃないかと、自分もそんな感じで、やってきましたから。そうよね、私達は一応講師として、舞台の時、暗譜当然じゃない?という人もありますが、子供の発表会で、暗譜のせいで子供が辛くなるのもね〜。やっぱり発表会は楽しくなくては・・・・・。




とはいえ、やっぱり頑張るだけは、がんばってほしいかな?でもね、以前私の生徒で、「バイオリンとかフルートとかの発表会行ったら、みんな譜面台に楽譜置いて見て弾いてた、いいよね〜楽で」と言った子がいました。もちろん、そうよね〜と同調はしませんでしたが、実際我々のコンサート(私が毎年二回やってる、講師仲間同志のコンサート)でも、単旋律楽器の方々って、結構譜面見ること多々あります。自分自身、毎回コンサートの大変さって、暗譜することの苦しさのウエイトって、多い気はします。ゆえに、子供が言った言葉は、私も全然感じないわけではないんです。もっとも、単旋律楽器の方は、音そのものの出し方という、難しさがやはりピアノ以上にあるのですが・・・・。




でも私達は一応講師、演奏家ではないにしろ、プロ(端くれでも)、辛い練習は仕方ありませんが、子供はね、まして楽しみでやってる・・・・。でもその兄弟がお母様、お父様もとてもピアノが弾けても、何処かふんわり穏やかな雰囲気があるのは、前の先生のおかげかな?私はこの雰囲気は損ねず、なんとか続けさせたいと、思います。出来れば、力もつけつつ・・・・。





東戸塚Keikoピアノ教室では、みなさんの体験、おまちしております。