3月20日は天気予報では、前日、比較的暖かくなるよといわれていた割には、結構外に出ると風が冷たく、ズボンの下に、ハイソックスストッキングと決めていた私は、急遽ストッキングに変えました。自分達講師仲間との、みんなの舞台と違って、生徒のピアノの発表会は、あくまでも生徒が主人公、先生はとにかく生徒がより心地よく、舞台で演奏できる状況を作ってあげなくてはならない。そのためにも、自分が寒さを感じる格好は、アウトである。

13時になって会場にはいると、もうお約束どうり、反響板を会場係の方が、大方セッテイングしていただいていました。これはとてもありがたいことでした。生徒たちのリハーサルが予定時間よりも早く出来る事は、今年全く初めての子にしてみれば、本番の時、舞台の袖から出て、まずピアノの前(あらかじめビニールテープを貼ってある場所)まで行き、お客さまの前にしっかりたって礼をする、それからピアノに座り、又演奏後、同じ位置でお客さまに礼をして、最初に出てきた方向への舞台の袖へ、帰ってゆく、これだけの展開ですが、初めてのうちの年中さん、Rちゃんにしてみれば、演奏より先ず一通り、流れをやって覚えさせなくてはならない。しかもママは、チョロチョロ動き回る弟ちゃんも、押さえつつ、結局最後はパパに、弟ちゃんはホールより連れ出されました。

 

まあ今回は、Rちゃんを除けば、Sちゃん、Kちゃんも全く初めてとはいえ、Sちゃんは昨年うちに来てまだ日が浅かったため、出演はされませんでしたが、見学にいらっしゃり、大体の流れは把握している。又、Kちゃんは、今回まさにこの3月で1年たちました〜という新人さんですが、Sちゃん、Kちゃんともに、私の2/25の発表会に向けてGo!のブログにも登場した頑張り屋さんの小4年、もう1月最後のうちのレッスン室での動画会も、しっかりこなしていたので、何の心配もしてませんでした。あとの3人、(R君、Kちゃん、K君)はもう4回〜7回の子達で、この会場も何度か経験しているベテラン組なので、もうリハーサルに関しては、特に問題なしでした。

 

あと今回はもう本当に10年あまりうちのレッスン室で眠っていたトーンチャイム合奏が出来た事が、私は嬉しかったかなあ。たった6人でしたが、小さなRちゃんもママと一緒に出演、しかも一応うちの発表会は、最大300人入るホール、決して小規模でないところでこの人数で、何かしょぼくなってしまうのでは?と、心配してましたが、きれいに響き、一人で、2〜3の音を駆使し、忙しい中、たった1回の合わせしか出来なかったけど、以外と好評で、みんなにも楽しんでもらえた事、よかったです。

 

まあ今回まだ入会されて1〜2ヶ月の子達、また5月よりグループより切り替え、うちの教室にみえる予定の方など、発表会の事はお知らせしましたが、グレードがあったりとか、いろんなご用事が出来たのかな〜お見えではないようでしたが・・・・。

 

 

ただ、今年もこの3月一杯で、高校になるので、退会するお子さんいます。彼は中学受験の時も、回数は月2と減らしたものの、ずっとピアノを続け、中学になってからも、学校としてはレベルの高いところなので、とても大変だった中、部活もやり、しかも発表会も出て、頑張ってました。今回、なかなか練習がはかどらず、連弾はもうやめて、下手すると、ソロ曲もかなり省略する事態になるかも・・・という土壇場で、本人の希望もあり、とにかく本を見てでも全て弾ききりたいということで、やりきりました。

 

一応彼に彼に関しては、学校生活としては、私の生徒のなかでは1番大変だろうと。そのため私はなんとか長い期間の練習期間を設け、今回の発表会に向けては、望んだつもりでした。しかし少しずつコツコツとやっていくというのは、よほどの本人自身の覚悟、やる気がないと、やれないものなんだなあ〜と、改めて痛感させられました。呑み込みもはやく、少しずつでもやっていけば、たとえこれからもまあ発表会は無理としても続けられれば、将来それは、大きな力となれると、思ってましたから、残念です。

 

あと先日発表会後、お母様と個人面談もしたのですが、ここ2年余り、本人も反抗期も重なり、なかなか面と向かいの話し合いが出来ない状態ということで・・・。でも発表会の時、お父さんもお母さんも、そして会に同じく出た弟君も、みんな一緒にビデオ撮ったりしてる感じは、微笑ましい姿でした。この6年近く毎週彼を、たかがピアノレッスンの30分だけみてただけで、えらそうな事言えるか!といわれそうですが、優しい気遣いも出来る賢い子だと思ってます。ケンカしてでも、親子で面と向かい話しあい、ぜひ高いレベル目指して、勉強頑張ってほしいと、心からエールおくりたいです!🎵🎹❗️