Rちゃんは、現在3歳、でもまもなく4歳を迎える保育園生の女の子、

最初、お母さんの近くでくっついて、少し恥ずかしそうだったかなあ…まず、私が指の体操のうたをうたうから、まねしてうたってみて~と。

流石に、歌の声は出ないが、大抵のお子さんは、いっしょには、最初っから歌わない。でも、Rちゃん、私の歌をよく聞いている、私の指を、グッ パッとする指体操は、しっかりまねしてやっている、。

 

親指さんより1.2.3と順に、トントントンのリズムで、ママのおひざへ…肩へ…自分のほっぺへ…私もRちゃんの肩をトントントンと….

私に、肩をトントントンとされ、きゃ~と首をすくめ、にっこりと笑いが出た。

そこでいよいよ、ピアノにすわってみようか….今指の体操した、Rちゃんの右手、左手、かいてみよう!と、。ペタっと、片手づつ手を置いてもらい、鉛筆で手をなぞってかいていく。

何かな 何がはじまるのかなと、一生懸命自分の手を見ているRちゃん、。 手形が取れたら、早速指の先に、1.2.3.4.5と、番号をかいてゆく….数字わかる?というと、しっかりはっきりと、うん!と、

 

 

今度こそ、ピアノの鍵盤に触れてみよう….まずは、黒い鍵盤に注目!

黒い鍵盤には、上のように2つと3つのグループに、わかれてます。Rちゃんに、2つのグループには、ジャンケンのピーの指、3つのグループには、三本指をさせ、(実は、最初「何歳?」と聞いた時しっかり「3歳」と、3つの指を出せた事を見てたからね)3つ2つと、難なく上の鍵盤から、下の鍵盤まであっという間だった。

そして、その2のグループの、2の指(右手)のななめ左下が、ピアノを習う初めてのお友達の最初に習うドの音だよ….と。

Rちゃん、とてもおとなしいけど、しっかり私の話しを聞いて、理解してる!あっというまに、また全てのドの音を見つけ、真ん中のドで、おほしさまの音楽にあわせ、トントントントンと….わたしの真似して….右手、左手、1のお指で   2.    3の指で….と。

思ったより、トントン拍子に進み、最後にせっかくだから、ヘ音記号と、ト音記号……              

 

 

そうなんです。ピアノは真ん中のドを境に左側にゆくにつれ、太く大きな音になり、右側にゆくにつれ、細く可愛らしい音になるのです。是非この音の違いを、味わってもらいたい、特に初めてピアノの体験にくる子には、私はかならず、やらせてます。

 

パンパンパンと、両手で弾かせると、誰もがみんなわあーっと、びっくりし、よろこびます。Rちゃんも、最初の頃の恥ずかしそうな表情はすっかり消え、ニコニコ、何か言葉も、でてきました。

 

最後にお母様から、もうレッスンの曜日、時間のご確認の話が出て、入会されました!まだ鍵盤楽器は、これから買うのですが、大丈夫ですか?と。

 

大丈夫ですよ、慌てて買わず、ここ一ヶ月くらいは、Rちやん、指の番号、音符♩のなまえ、書いたり、それこそ、机でいい、トントントンと、指の運動して、やっていきましょう……と。

なによりも、この私がRちゃんとのレッスンを、楽しみにしています。‼️