私と、私の講師仲間達による、毎年6月と11月に開くコンサート(みんなの舞台)が、無事終了しました。今回の会場は2018年の11月にも開催した、横浜市金沢区の長浜野口記念公園内にある長浜ホールでした。世界的細菌学者として有名な野口英世博士ゆかりの旧細菌検査室などもある、緑多き静かな公園の一角にあるホールです。いわゆる300席以上の大ホールではなく、可動式椅子104席のこじんまりとした落ちついたホールで、我々の会としてはピッタリな規模でした。



まあ一つ難を言えば、最寄りの駅が2つ(京浜急行能見台駅・シーサイドライン幸浦駅)ありますが、どちらからも歩いて15分はかかります。タクシー乗り場は、能見台の方はあるにはありますが、常時タクシーが居る事はないでしょう。待ってる間に、行けちゃうよ という感じでした。本番は昼からとはいえ、リハーサルは午前中、なるべく開館時間より、目一杯1人づつが練習できるためには、もう駅に着いたら即、歩き出すのみです。ということから、何よりも、その日11/27、天気が良く暖かいひざしさす気持ちのいい日になったことが、本当にありがたいことでした。(実は私、主催者として、結構晴れ女なんですよ!6月はさすがに梅雨で、何回か雨でしたが、11月は雨だった記憶はありません)


メンバー中、6人はこのホール、前回経験しており、こじんまり落ちついた響きもあるいいホールとわかってましたが、あと3人もこの感じは同じでした。なんとその3人中1人は、なんとここでお値打ちな午前の練習企画があるらしく、結構利用しているようでしたし・・・。音響の方もリハからマイクチェック、舞台段取りと、本当に親切でした。




今回私としてはソロ曲としては、シューマンとシューベルトの歌曲をリストがピアノ曲に編曲したもの3曲選びました。アベ・マリアと魔王に関しては、結構有名な知られた歌曲でもあり、やはり緊張しましたね〜。天才的ピアニストとしても知られてるリストは、やっぱりかないません。右に左にとメロディラインが移る(常に数多い音が鳴り続ける中)アベ・マリア、歌の伴奏としても、最初から最後までずっと奏でられる3連符に、当然メロディ(ハーモニーを伴う)登場する魔王、そして一番やばかったこと、最初この二つでいこうと考えていたところ、あまりにもこの二つが

真逆な曲だから、なんか明るいちょっと浮かれ気分の短かめな曲と、シューマンの献呈を加えたこの曲が、思いの他難しく、正直暗譜出来たのに出来ない、大事なメロディ出そうとすると、他の音を外し一瞬ここの音なんだったっけ?の繰り返し。



元々割と余分な力が入りやすい私は、こうなると、よけいにコントロールが効かなくなって、できるところまで力がはいりすぎてしまうのです。11月に入ってから先生のレッスンとレッスンの間に練習会も挟んで、自分なりには脱力を考えては練習を試みても、正直ギリギリ状態でした。ただありがたいことに、ここの会場は音響版をはるという作業がなく、比較的リハタイムがたっぷりとれ、ゆっくりたくさん弾けることができ、心は落ち着きました。まあ献呈もアベ・マリアもあやしき音もちらほらでしたが、みんなが言うには、魔王がメロディがよくわかり、迫力があった?と。まあ大変だった割には自分なりに本番は、一応メロディはよく聞いたつもりでした。しかし当分、天才たちの編曲ものからは遠ざかりたい気分でした。もちろんこの3つは、しばらくは弾き続けますが・・・・




さてしかし今回とても嬉しかったのは、楽器店で教えてる生徒さん(姉妹)そして、今年5月よりうちに入会してきた、ちょっとシャイだけど、ここ数ヶ月でぐっと曲のさらい方、音の出し方もちがって来た、U君、ママと聞きに来てくれました。あと、やはりうちの生徒で、昨年12月、体験に見え、思わぬ展開となったSちゃん、しかし今年2月より入会して、パパもママも交替でレッスンに来て頑張ってますが、まだ小さい弟君も連れ、残念ながらパパはロビーと、ホールの周りの公園で子守りされてたと言う事で、2人とも聞きにきてくれ、嬉しかったです。それこそ、2人とも、来年3月にはうちでの初めての発表会だね。頑張ろうね!




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