ピアノの最初の入門本、オルガンピアノ教本1では、真ん中くらいまでは、全く真ん中のドの音中心、つまり1番の指・・・右手も左手も、親指さんが真ん中のドを弾く、右手はそのまま右へ、レミファソ2、3、4、5の指で右へ右へと進んでゆく、左手は、シラソファ2、3、4、5と、こちらは左へ左へと、進んでゆく。だからどの曲も右手も左手も真ん中のドの近くで、くっついたり離れたり・・・。それが教本半分過ぎると、いきなり左手が、真ん中のドの音より離れていき、たちまちドシラソと、それまで左へ左へと降りていった、そのソの音は、1ばん指となるのです。




ちょうど前回の発表会の頃、曲をそろそろ決めなきゃね〜と言ってた頃、Hちゃんはここにはいったばかりでした。でも全然戸惑いなく、そこへさっと入っていけたのは、もう最初の段階から、左手の5番の指から始まる、ドレミファソを、結構真ん中のドよりもう一つ下のドより、弾かせていたからです。右手と左手、最初は片手ずつドレミファソソソ うん  ソファミレドドド  うん、慣れてきたら、両手もやってみよう!と、結構すぐできるようになり、Hちゃんは、毎回レッスンのたびに弾いていました。





私は発表会、初めて出る子には、ソロ曲はできるだけ、今現在やってる曲のあたりで無理なく選んでもらってます。。Hちゃん、その時やっていた曲の次の曲が、最初は2ページあるし、繰り返しもあるし、「どうしよう〜」と迷ってましたが、「やってみたら、出来た!」と言って、結局それをソロの1曲にエントリーしました。





あと、そのドレミファソソソ以外にも、みんなのよく知っている歌、メリーさんの羊とか、チューリップも、両手で真ん中のドは右手の1番指から、左手はもう一つ下(左)のドより左手の5番指からというのも、レッスンでよく弾いてたおかげで、連弾も、そのままそれをピアノ1パートとして、毎年、実は初歩のお友達に私編曲の、童謡メドレー曲として、高い音でそのまま弾いてやってますが、それも難なく弾けました。





オルガンピアノの後半には、いよいよポジション移動が入ってきます。いわゆる、いずれは、いろんな音階につながってゆく、ファの音に親指さんが〜又、ソの音に親指さんが〜という、もうドばっかりが、音の中心ではないんだというちょっと大変な世界に突入していっても、思ったより、Hちゃん自身が、どちらかというと、なんか新しい事が始まるんだ〜という感じで、楽しそうというところが、いいなぁと思いました。(今もそうです)





教本一はもう最後の方は次々と新しいポジションが登場し、曲も1曲1曲をこなすのは、なかなか大変な頃です。ちょうどその頃、我々のみんなの舞台が、6月最終日曜に開催、しかも戸塚の参画共同センターという比較的近い場所だったこともあり、チラチラと何人か、生徒さんみにきてくださり、Hちゃんも、その1人でした。何か毎週毎週しっかり弾ききってきてたので、「すごいね〜」と声かけしたら、ママが「何かこれから1週間に、1曲は絶対仕上げるとか、目当てを作ったようで・・・・」と、笑ってお話しされてました。




まあたまたまかもしれませんが、我々の舞台を見て感動したのか?!それはないか〜😅😀でも、ちょうどその頃より、2に入ってからも、着々とすすんでます。これからまた、ト音記号の高い音群団、手繋ぎ八分音符、と、次々と新しいこと出てきますが、それこそ、楽しくチャレンジできるよう、私もまた一工夫しないと!👏✌️🎹




東戸塚Keikoピアノ教室では、体験おまちしております。