毎度、このブログのせるたびの、同じひと言、半年に一回の会って、ほんとうにあっというまにきてしまいます。我々講師仲間のコンサート(みんなの舞台)が、2ヶ月をきりました。




今回は朗読も新しいお話しなので、当然そのバック音楽の作曲もしなくてはなりません。我々の会は、もう発足以来17年ほどたってます。ただ今のように1年に2回(6月、11月)という形でスタートしだしてからは、14年目くらいかなあ〜。いつも最後のステージは、ある作家の短編を、私が作曲した(そのお話しにもとずいて)ピアノ曲をバックに、朗読をしてもらうスタイルで、締めくくってます。




この17年余りの年月の間に、夏目漱石の「夢十夜」、江國香織の冷たいよるに の短編集の中から幾つか・・あと小泉八雲集より、毎回取り上げ、みんなの舞台で発表してきました。前々回に、夏目漱石の夢十夜が、10夜とも全て終わり、何となく17年前、とある音楽事務所のコンサートで、三夜と一夜をやらせていただいてから、毎年、江國香織の短編の会もあったり、又2〜3回やったものもあったり・・・。でも一応全ての10のお話しを網羅できたことは、私も朗読の方も、それとなく感慨深いものがありました。





しかしなんか今まで夢十夜をベースにしてた分、はて・・・これからお話しどうしよう?となりました。結局前回は生徒のピアノ発表会などのあとということもあり、以前やった江國香織のお話しにしてしまいましたが、さすがに今回もまた二番煎じでは、いけないな〜という事で、小泉八雲集から選びました。





11月の会は6月の会が終わると正味5か月をきる練習期間、本来なら私のような不器用な人間は、以前やった曲でピアノ独奏は望んだ方がいいんです。ましてや今回のように朗読の曲作りもあります。しかし今回、ソロ曲は新曲を選択してしまいました。いや、流れ的にこうなってしまったというか・・・・・。



5月の連休中、ピアノの本棚を整理していたところ、今回弾くドヒュッシーの交響詩「海」ピアノソロ曲に編曲した楽譜が出てきました。これを買ったのはもういつだったのか〜とついつい楽譜に見入ってしまい、まだ6月の会もこれからというのに、もう秋はこれだ!と決め込んでしまいました。




私はいっとき、ドヒュッシーやラベル、フォーレなどフランス音楽にすごく魅せらてしまった時期がありました。ピアノだけでなく、やはりこの交響詩 海とか、夜想曲とか、なんかいわゆるベートーヴェンとかブラームスなどのシンフォニーとは違った独特な響きを感じます。そしてその頃、楽譜売り場で、この交響詩 海のピアノ独奏版をみつけました。でもその頃は楽譜の表紙のすてきさに惹かれ、まるで自分のアクセサリーの様な感覚で、持っているという事で、満足していた気がします。





最初ピアノの先生にこれを弾くつもりですと、この曲を持っていった際には、「まあ、あなたがどうしてもやりたいというなら、強いていわないけど、オケの曲としてこれは素敵だけど、ピアノソロとして弾くのはどうかしらね〜」と、結構考え直したら?というくらいに言われました、が、やはりなんか、どうなろうとも、これ、今回やらなかったら、すごく後悔しそう!という意識も働き、結局やりはじめてしまいました。確かにピアノの先生がおっしゃったとうり、なかなか金管、木管、の音の伸びの感じ、弦楽器のボーイングの感じは、はて?どうやって表したらいいのかとか、・・また以外と弾きにくいし。





でも先日レッスンに伺った際、ピアノの先生自身が楽しんでいらっしゃる様子で、一生懸命なんです。元々先生はいろんな楽器の伴奏、あとオケ伴もやられたご経験もあられ、色々いいアイデアいただいてます。まだ実は朗読の方も、一部作曲の先生にアドバイスいただき、直す箇所もあります。なおこのピアノソロ版 海 はイメージは湧きやすく楽しみでもあります。しかしこれからの2カ月余りは、やはりいつもと同じ、追いつめられる事でしょう😓自分にファイト!です。✌️👏



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