Hちゃんが。うちへ初めてピアノを習いにみえたのは、年長さんの時だったから、昨年中学生になったので、もう8年目が、そろそろ終わりそうだ。

うちはいつも、発表会が三月にあるから、昨年も、コロナの中、しかし、皆さんの協力のもとに、なんとか大きな会場で無事終わって、ホッとしてた春休みだった。

お母様がみえ、中学生にもうなるので、勉強とか部活で、忙しくなるので、一旦ピアノを休会したいとのことだった。ただ本人は、やめるということに、かなり抵抗あるようだった。それに、Hちゃんの一年上の子も、回数は、へらしたものの、全くやめてしまうのでもなく、続けてきていたので、私は是非全くレッスンのない生活でなく、ゆっくりペースでも、出来るだけ続けるこたを、おすすめした。

彼女は、もう基本的な教本はおわっており、ほんらいなら、これからさらに上の段階の教本とともに、一時間レッスンになるところだった。しかし、やはり無理なくつづけてゆくには、基本的な音階含めたテクニック編(ハノンetc)はやりつづけ、でも、、教本はやめ、曲集だけにした。

 

幸い彼女は、もう音階も、まだ完璧におぼえてはいないけど、ひととおりやっており、譜読みも早く、ある程度の曲なら、そこそこにはこなしていける力はある。

 

まあ、コロナのせいで、彼女だけに限らず、昨年あたらしく、小学生、中学生….という節目を迎えた子達は、入学式はとりあえずあったが、学校はお休み、部活も、本来なら、4月に見学、5月連休あけには、もう正式に入部し、というスタイルが、とれなかった。

 

ただピアノ的にはもしかしたら、いきなり部活と勉強、そして塾というハードな生活というとこへ、突入しなかったこともあったのか?大変だったら、隔週にしてもいいけど….と言ってたレッスンも、結局毎週しつかりやつてきた。

4月5月のオンラインレッスンも、無事終えて、秋からいよいよ、忙しい部活もはじまった。秋になり、対面レッスンになり、落ち着いた頃、私は生徒さん全員のお母様と、個人面談なるものをした。

 

その時、このHちゃんのお母様が、どちらかというと、大変なとき、隔週にしてもいいよと、本人にいったところ、逆に、隔週にすると、私はなまけてしまうから、毎週の方がいいと、言われたと。

 

私は、これは本当に望ましい言葉だと思うし、前からも、こう思っている。小学生の時期(もちろんお受験の方の高学年は例外だが)より、大変になるのは、もうきまりきったことで。でも、たとえ練習ができてなくても、レッスンの中で学べることって多い。それに、練習の仕方も、新たに自分ではやらなかった新しいやり方を、学ぶことができるので、通うだけでも、ものすごい力となります。

中学とか忙しい時期にいったんやめて、また暇になったらやりはじめるといってたかたで、それを実行したひとは、私が今まで教えていて、まあ一人いるかいないくらいです。

長い人生の中で、この時期は、そんなにボンボンと、本がすすまなくても、後々続けてて、良かったと思える、ゆっくり休まず期間だと思います。

 

ぜひ、がんばって、!ピアノを習っている中学生および、高校生、お受験生、やめないで、通い続けてほしい。将来必ず音楽を、より身近にかんじられます。‼️