Kちゃんは今年3月の発表会には出演されませんでした。実はKちゃんは、小学4年生から、うちに来られ、全く1からはじめられたお子さんです。それまでは、おうちに、たまたま近くの百貨店で、セールに買ったキーボードに興味を持ち、それとなくユーチューブなど見ては、独学でピアノをやってました。でもだんだんやっていくうちに、自分のやっている事が、正しいのかどうかわからなくなり、又、進むごとに難しい理論も出てきて、行き詰まってたようでした。
そんな中、やっぱり直接先生に習ってみたいということになり、たまたまお兄ちゃんのお友達がうちに来てて、(結構もううちにきて、6年目になってた子)その子のお母様をつうじて、うちに体験に、いらっしゃいました。入会してから、もうKちゃんは、グングンと力をつけていきました。教本もどんどん進み、昨年の発表会では、ソロ、連弾ともに、とても2年目とは思えない上達ぶりで、大曲を弾ききりました。
そんなわけで、相変わらず、今年も頑張ってソロなどやって、もう1月最後のライン動画撮影の時も、楽譜は譜面台に置いて弾いたものの、かなり順調なペースできていました。
ところが2月に入り、お母様より、「すごく悩んだのですが、今回発表会は、出ない事にきめました」と連絡がはいり、びっくりしました。実はKちゃんは小学2年より、ドッチボールをやっており、今年小学校最後の大会で、Kちゃん自身、チームのキャプテンでもあり、今年試合が勝ちすすんで、全く発表会の日と試合日が、重なってしまったという事でした。まあもし私がKちゃんの親だったら、気持ち的にはとてもわかるお話しで、仕方ない事だとわかっていても、やっぱり私は、かなりショックでした。
すごく真面目にピアノもやってきて、実際、本当に偶然に、日にちが重なってしまったのでしょう。本当に親子共々、悩んだ末の結論出されたのだと、わかりました。でもせっかくなので、ソロ曲は、本人の希望もあり、しっかりとレッスンで、暗譜で仕上げました。
そして4月よりKちゃんは、中学生になりました。中学生といえば、他にもうちの生徒で、そのKちゃんより二つ上の、中学3年になったSちゃん、Kちゃんがいます。、その子たちも、かつて中学になった頃、部活がいよいよ本入部となり、塾も週2くらいある、小学校生活とは格段に違う忙しさに、この5月頃、連休明けくらいより、部活後、レッスンにくると、なんだかんだ、疲れたとか、筋肉痛だとか、騒いでおりました。実際、体育会系の部活で、最初は体も慣れないことばかり、塾の、学校の宿題、勉強にと、追われる毎日です。
Kちゃんも、まあ中学では、ドッチボール部はないのですが、見学中バスケット部に魅力を感じ、入部しました。Kちゃんはいつも「私は、前から地域でミニバスチームでやってた子に比べたら、色々わからない事も多いし、みんなよりたくさん練習つまないと、様になんない」と言ってました。どうやら、1年生は、今日は早く帰ってもいいという日もあるけど、、進んで残り、先輩の指導受けたり、頑張っている様子でした。塾もクラスがきまり、当然レッスン時間も遅くなります。
きっちりと真面目に、しっかりピアノの練習もやってたKちゃんにしたら、しっかり練習ができないまま、ピアノの日が来てしまうのが、つらいようで、「充分弾けないまま1週間がたってしまうから〜」とすごく気にしてました。、いったんもうピアノはやめようかという考えに至って・・・・というところまできました。まあ世間でいう、5月病というか・・・・。
そんな中、私はそれこそ、さっきも書いた、今年中3になったお姉さま方も、そうだったと・・・・「もうやれるところまででいい、試験の前後なんて、何にもさらえないよ、レッスンに来て、ここで練習したって、絶対いい、やめたら終わりだよ」とKちゃんに、いいました。Kちゃんは、コツコツと真面目なお子さんなので、本当に来るだけでも、充分やっていけるお子さんです。お姉さん達も、結局発表会までしっかりと中2までやりきりました。そして今現在中3になり、ピアノにきてます。
後日、レッスン時に、Kちゃん、「やっぱりレッスン、自分なりにやって、続けます」と。本当に、良かったです。生活の一時的変化に負けないガッツは、ここ3年見てて、わかってます。体に無理せず、楽しくいきましょうよ!
東戸塚Keikoピアノ教室では、体験お待ちしております。