私と私の講師仲間による、毎年6月と11月に開催されるコンサート(みんなの舞台)が、先日6/30、無事終了しました。今回の会場は、私の住んでいる戸塚区、私の教室の最寄りの駅、東戸塚の一つ隣の駅 戸塚より歩いて5分少々の、男女参画共同センターのホールにて、開催しました。




ここでは、ここ数年、我々の会としては、、6月と11月、共に3~4回は開催させてもらっており、2年くらい前に、舞台、客席を全てリニューアルされたようで、、確かに綺麗になってました。ピアノも、スタインウェイに変わっておりました。




いつもこの6月の会は、前回の会が11月の最後に終了し、まもなく私自身の先生のピアノの会もあり、年明けて、3月には、うちの生徒の発表会と、そちらの弾く曲と平行してやっていかなくてはならず、大変です。というわけで、最後のステージの、朗読(バックにわたしが、そのお話しにあったピアノ曲を作り、それを弾く)のための新曲作りは、パスさせてもらってます。つまり、朗読に関しては、以前やったことのあるお題目で、やらせてもらってます。





私のソロ曲の選択も、もう11月の会が終わると同時に、練習はじめられるよう、まあいつものことですが、前もってきめてます。特に今年は、前回の生徒の発表会より、生徒数がふえた事もあり、それはそれでとても嬉しい事ですが、全く初めての発表会という子も結構いて、一昨年前、やはりそういう子達への気遣いが、やや足りなく、反省する事項が以外とおおかったので、今年は抜かりなく・・・と、力入れてもいました。そんなわけで自分の選曲も、比較的難しい調は避け、混みいった複雑なものもやめようと、ショパンの曲中でも、後期のでなく、彼の若い頃の作品、ロンドOp.73にしました。






若い頃の作品なのに、Op番号が73って?ん?と思ったのですが、この曲書かれたのは、何と彼が18歳の時、でもそのまま封印?されてたのか、又後に2台ピアノのためにも彼自身が編曲しており、でも、もしかして、世の中に出版されたのは、彼がなくなってからなのかも?という説もあるようです。私は昨年、やはりこの会で6月に、ショパンの舟歌を弾きましたが、この作品は彼のまさに晩年の大曲と言われており、でもOp.60です。それをかんがえると、今回のロンドは、やはり彼の生きているうちには、発表される事はなかったんでしょうね。






若い頃の作品、しかもハ長調始まり、比較的簡単にまとめられるのでは?・・・と。しかしその考えは、練習はじめだし、あっと言う間に覆されました。次々と現れる転調、展開、弾きにくく、いまひとつまとめにくく、結局最後のさいごまで、苦しめられました。でも逆に、この曲を書いていたころの、若かったショパンは、これからこんな曲を書いてみたい、こんなこともしてみたい という溢れんばかりの才能が、色んな各所に感じられ、どこをとってみても、美しいメロディーで、その後、彼に訪れる精神的、肉体的にも大変な人生を、この頃予想だにしなかっただろうなあ〜とかんじさせられる、弾んだ輝かしい曲です。





実はこの曲、私は初めてではないのです。一番最初に知ったのは、何と私が高校時代、2台のピアノの会で、私自身は違う曲を弾きましたが、他の2人組がこれを弾きました。私はこの曲がとても気に入りました。でも特に弾く機会もなく月日が過ぎ、結婚しこちら横浜に来てから、まだ子供がいなかった時期、発表会で講師演奏に、なぜかふっとこの曲をおもいだしました。その時初めてこれが、元はピアノソロ曲だったんだとわかり、それはぜひ弾いてみたいとなりました。




そして又こんなに年月を経て、弾くことになりました。まだまだ全然満足の演奏ではなかったのですが、それとなく弾き続けようかな。でもまあ又次回が11月、今回はそれまで特にピアノ的な行事はないとはいえ、5ヶ月をきる期間、いや〜大変!恐ろしい😱





今回、私の生徒のHちゃん(年長)同じくRちゃん(年長)そして大人の生徒Mさんがみにきてくださり、ありがとうございます❣️Hちゃんが楽屋へパパと、大きな花束を持ってみえた時、ちょうど私がロビーへ飲み物を買いに行ってた時で、他のメンバーが可愛い〜と、その事で盛り上がってました。嬉しいことです。




東戸塚Keikoピアノ教室では、皆様の体験、お待ちしております。