今回は、この春小学生になって、見違えるほど成長したSちゃんをご紹介します。Sちゃんが当ピアノ教室(東戸塚keikoピアノ教室)に入会されたのは、約1年半前の2022年2月、年中さんの終わり頃でした。この1年半でのSちゃんの大きな成長は、ご両親の素晴らしいサポートがあっての事でしたので、そちらも合わせてご紹介したいと思います。
Sちゃんは本当いうと、体験にみえたのは2021の暮れでした。入会をお決めになられたものの、ご両親のお仕事の都合もあり、年明けて、2月からレッスンはスタートということになりました。小さい子の1ヶ月って、もちろん自分自身では、心の準備的な事はできず、内心大丈夫かな〜という不安はありました。が、2月の初回のレッスンで、見違えるほどしっかりしていて、びっくりしたのでした。(実は体験時は思わぬ展開)、でも、私があらかじめ1月中に、おうちでやられると、いいですよと紹介した、ピアノの体験前に鍵盤に親しもう!の4回シリーズで書いたブログを見て、しっかりおうちでおさらいされてた事をお聞きし、感心しました。こういうご両親のサポートがあってこそのことだと、痛感しました。
Sちゃんは、元々すごく自分の意志は、しっかり持っているタイプのお子さんで、もちろん練習はよくしてきてましたが、たまたまうまく弾けなかったりとか、自分がちょっとこれやると、間違えるんじゃないか?みたいに考えてしまうと、絶対やらない!と、なってしまいました。私からみても、絶対やればできると思い、「じゃあ先生の真似してごらんよ、おうちでさらう時に、やりやすくなるよ」と言っても、さらについてみえたママもパパも、「やってみたらいいじゃない?間違えちゃってもいいんだから」と言っても、もう一度ダメと言ったら、「おうちでやる」との一点張りでした。
この4月、1年生になり、まだまだ最初のうちは、生活のペースが変わり、結構なかなかの距離を歩いて通う小学校になったため、本人自身はもう1人でレッスンも来るんだ〜と、張り切っていた割にはペースがつかめず、やはりパパかママはいつもついてくる感じでした。やや学校の終わるのが遅くなり、もう直接ママが学校よりつれてみえ、ランドセルをそのまま背負って、ピアノバックと共に来たことも、多々ありました。
ただ、そんな直接来るって事は、あきらかに、ひと休みの間なく来るわけですから、疲れているわけです。Sちゃんは実際2022の 2月のレッスンが始まってからも、よく練習はしてきてはいましたが、なかなか最後まで気力がもてず、エネルギー切れになり、レッスン室のすみっこで、「なんか疲れちゃった」とへたり込んでました。多い時だと2回に1回くらい、まあそれが段々3回に1回〜月1回と少なくなっていきました。まあでも、本当に最後の7〜8分程度の事でしたし、そのこと自体は大した問題ではなかったです。でもこうして又生活が変わると、エネルギー切れ、出てくるかな〜と、やや心配してましたが、一度もないです。「疲れてたけど、頑張ったね〜」と声かけしたら、「小学生だから・・・もう保育園じゃないし・・・・・」と、もうレッスンなんだからしっかりやって当然・・・みたいな顔をしていました。
あと、この頃、たまに1人でもレッスン、という事ありますが、先日もよく練習してきた曲が、途中で間違えちゃって、私もあっ!これはまた最初から弾いて、またここでつまずいたら、先にすすめなくなるか・・・レッスン中断か〜と、ちょっとどうしたもんだろうと、一瞬不安が頭をよぎりましたが、何とSちゃんから、「このちょっと前からもう一度弾いていい?」ときいてきたので、内心ホッとし、「もちろんOK、OK!」と妙に大きな声を出していました。
その後も、今までだったらやりにくい箇所を、「ちょっと先生もやってみるから、片手で真似してごらんよ」というと、かたくなに、手を引っ込め「おうちでやる」と言って聞かなかったSちゃんでしたが、今だと私の手をじーっと見て、一生懸命真似してやる事、この頃当たり前になってきました。もしかしたらママ、パパがおうちで、「レッスンの時には、先生が教えてくれる事を、やれなくても頑張って聞いてやると、よりおうちの練習に役に立つもんだよ」・・・的なことばかけを、根気よくされたのではないかな〜と。なかなか頑固だったSちゃんのことだから、そうそう簡単に考えを変えるタイプではないです。でも毎日自分にとって、より身近な人、そうです、ご両親の言葉は、子どもにとっては、大きいものです。
夏休みに入り、ますます暑いレッスンに来るのに大変な季節。でも子供達が元気にレッスンに来られるのはまさに、親御さんのご協力あってのこと、本当に感謝感謝です。そしてSちゃん、あなたがしっかりママ、パパの言う事を信じて練習した事、これは大花まるです‼️💯
東戸塚keikoピアノ教室では、皆様の体験、お待ちしております。🎶🎵🎶🎵❤️